面識のない少女に下品な声かけをしたり、駅で盗撮を繰り返したりしたなどとして、東京都迷惑防止条例違反の罪などに問われた作曲家田中秀和被告(35)に東京地裁は12日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
田中被告のホームページなどによると、人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」などの楽曲を手がけた。友重雅裕裁判官は「自己中心的で短絡的な動機に酌量の余地はない」と指摘した。
判決によると、2022年8月、東京都内で少女に「お金あげるからしてくれない」などと声かけし、同年9~10月には都内や横浜市内の駅で11回、女性のスカート内を盗撮するなどした。