ラッパーの「SILENT KILLA JOINT」さんが2023年5月10日、銀座の高級時計店で起きた強盗事件の犯人らが「闇バイト」で集められた疑いがあると報じられていることを受け、ツイッターで持論を展開した。
「闇バイトはやめとけ」
東京・銀座の高級腕時計店で8日に起きた強盗事件。複数メディアの報道によると、男4人が東京・港区のマンションに侵入した建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。4人はいずれも16~19歳だったという。
産経新聞の10日付記事では、逮捕された4人はいずれも横浜市在住だが互いに面識はないと供述しているとして、いわゆる「闇バイト」で集められた可能性があると指摘していた。
SILENT KILLA JOINTさんは10日、ツイッターを更新し、事件に触れつつ「闇バイトはやめとけ」と切り出し、持論を展開した。
自身のツイートにリプライする形でこう続けた。
SILENT KILLA JOINTさんは、過去にYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」に出演した際、過去に犯罪で「2年半は刑務所にいました」と明かしている。
22歳で数回目の逮捕をされた際、初めて刑務所に入ったという。刑務所ではしばらくの間「しごきの工場でずっと毎日腕立て伏せとかさせられ」たのち、複数の刑務所を転々としていたなどと話していた。
「『非行』は努力に含まれない」
SILENT KILLA JOINTさんはツイートに寄せられた反応にも返信している。
「努力した結果に満足できずに非行に走る人もいます」とする指摘が寄せられると、「努力した結果に満足できないから諦めて非行に走る。その人間のその『非行』は努力に含まれないのでそいつらは努力していないから僕やあなたに否定されるんです。我々は多分同じ考えですよ。恵まれてなくても努力すれば良くなるとわかって頂ければ幸いです」とした。
「刑務官からそんなに罵声が飛んできたかな」とする疑問には、自身の経験を踏まえこうつづった。
これTikTokで流れてきたが、確かに強盗は良くない事だが、犯人も人権は有るぞ。こう言う投稿をすれば恐らく、やった方が悪いとか言う奴いるけど、自分に置き換えてくれ。集団が同じ考えだとそれが正解に見えるみたいだが実際そんな事は無いぞ。目を覚ませ日本 pic.twitter.com/CiTbJyoCOO