奈良・天理市議を逮捕 告示前に10人を飲食接待した疑い 3000円相当提供か

4月、投開票された奈良県天理市の市議会議員選挙で、当選した市議が告示前に、有権者に飲食接待をしたとして、逮捕されました。
天理市議の仲西敏容疑者(71)は、告示前の3月12日の昼、天理市内の飲食店で、60~70代の知人男性10人に対し、当選する目的で1人あたり3000円相当の酒や食事を提供したとして、公職選挙法違反(供応買収・事前運動)の疑いが持たれています。
仲西容疑者は、4月投開票の市議選で3度目となる当選を果たしていました。
警察は、仲西容疑者の認否を明らかにしていません。
警察は、供応を受けたとされる10人についても、公選法違反の疑いで任意で捜査を続けていて、今後、書類送検する方針です。