北海道警察は17日、六代目山口組系の暴力団事務所に家宅捜索に入りました。
道警が家宅捜索に入ったのは、札幌市中央区にある六代目山口組系暴力団「四代目誠友会」の事務所です。
四代目誠友会幹部の平塚兆二容疑者(74)は去年10月中旬ごろ、知人の50代の男性に電話で因縁をつけて、
12月21日に札幌市中央区の飲食店で現金40万円を脅し取った疑いが持たれています。
警察によりますと、平塚容疑者は男性に共通の知人を呼び出すよう依頼しましたが断られたため、
電話で「どう落とし前つけるのよ」「どうにかして、けじめつけろや」などと因縁をつけたということです。
平塚容疑者は調べに対して「一切しゃべる気はありません」と供述しています。
警察は事件に暴力団の組織的な関与があった可能性もあるとみて、家宅捜索をして詳しく調べています。