「自分が死んだらいいや」 自宅を放火、容疑で61歳女を逮捕

神戸市北区で18日に民家が全焼し焼け跡から1人の遺体が見つかった火災で、兵庫県警神戸北署は19日、現住建造物等放火の疑いで、この家に住む無職、大白真由美容疑者(61)を逮捕した。「自分で火をつけた」と容疑を認めている。
逮捕容疑は18日午後0時35分ごろ、同区山田町上谷上の木造2階建ての自宅に何らかの方法で火をつけ、焼損させたとしている。母親ともめ、「自分が死んだらいいやと思った」と話しているという。
同署によると、木造2階建て延べ約450平方メートルが全焼し、焼け跡から年齢、性別不明の遺体が見つかった。大白容疑者は通報の際に自分で火を付けたという趣旨の話をしたといい、同署が捜査していた。
大白容疑者は母親と2人暮らし。同署は遺体は容疑者の母親とみて身元の確認を進める。