千葉東方沖が震源、首都直下とは「直接の関係なし」…東大地震研究所・古村孝志教授

26日夜に発生した千葉県東方沖を震源とする最大震度5弱の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「震源周辺では年に1回程度、マグニチュード(M)6程度の地震が起きている。今回もその一つと考えられ、M7級の首都直下地震とは直接の関係はないだろう」と述べた。
22日に伊豆諸島で震度5弱を観測した地震との関連についても「震源の場所などが違い、関連は薄いと考えられる」とする。
一方、今後1週間程度は同程度の地震が発生する可能性があるとし、「関東は特に地震が多い地域であると肝に銘じ、避難手順などを再確認してほしい」と話した。