旭川市が制定を目指しているいじめ防止条例について、2021年にいじめを受けて死亡した女子中学生の遺族が意見書を提出し、市は、意見書の内容を反映する考えを示しました。
2021年3月、当時中学2年生の広瀬爽彩さんが凍死したいじめの問題を教訓に、旭川市はいじめ防止条例の制定を目指しています。
こうしたなか、先月25日に遺族から条例案に対する意見書が提出されました。
1日の旭川市議会・子育て文教常任委員会で、市教委は、遺族から「被害者に徹底して寄り添うという基本理念を明示すべき」との意見があったことを明らかにし、条例案に反映する考えを示しました。
旭川市は7月からの条例施行を目指し、6月16日に始まる定例議会で条例案を提出することにしています。