台風2号、沖縄本島に接近へ 前線影響、広範囲で大雨も

大型の台風2号は1日、沖縄の南の海上を北寄りに進み、宮古島が暴風域に入った。2日は沖縄本島にかなり近づく見通し。気象庁は暴風や高波、高潮に厳重な警戒を呼びかけた。西日本から東日本の広範囲では、前線の影響で3日にかけて大雨になる地域もあり、土砂災害や川の氾濫などにも警戒が必要だ。
気象庁によると、台風は次第に進路を東寄りに変えて、1日夜から2日朝にかけて沖縄本島にかなり接近した後、日本の南の海上に達する。西日本から東日本に延びる前線は、台風から非常に暖かく湿った空気が流入し、活発化する。
台風2号は1日午前10時現在、宮古島の南東にあり、時速約15キロで北北東へ進んだ。