6月2日、近畿と徳島では、台風周辺から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で梅雨前線の活動が活発になり、各地で激しい雨が降りました。 2日午後2時ごろの和歌山県海南市の映像では、住宅街の細い川に濁流が押し寄せています。別の映像では川が溢れ、手前のほうにまで水が迫っている様子がみられます。 (動画を撮影した人) 「(Qどれくらいまで水がきている?)深いところだと膝上くらいなんですが、10分くらいたっただけでも、水がどんどん増えている感じがする。ちょっとひどいですね、はじめて」 和歌山県湯浅町湯浅では1時間に83.5mm、有田川町清水では70mmを観測。いずれも観測史上最大の雨となりました。 (歩いていた人 和歌山県白浜町) 「雨も強いし風も強いし、大変ですね。(Q服がびしょびしょですね?)自分は着替えずにこのままいこうかなと思います」 気象庁は、2日正午ごろから、和歌山県北部と奈良県南部に線状降水帯が発生したと発表。命に危険が及ぶ土砂災害や浸水、洪水による災害発生の危険度が非常に高まっています。 線状降水帯が発生した和歌山県海南市では、住宅の間の路地が川のようになっています。消防によって救助される男性もいました。海南市では亀の川・日方川など複数の川が氾濫。家屋への浸水被害も複数件確認され、高齢者からの救助要請が5件あったということです。 (消防団) 「20年くらい救助活動をしていますけれども、一番ひどいですね」 このほか、和歌山県では紀美野町・由良町・高野町などで床上・床下への浸水被害が少なくとも30件以上発生しているということです。 また、紀美野町の真国川で成人女性1人が流されたという情報があるということで、現在、消防や警察が捜索にあたっています。