近畿・徳島で「1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨」の見込み 土砂災害などに警戒

近畿と徳島では6月2日夜にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、大雨による災害の危険性が急激に高まる可能性があります。土砂災害などに警戒してください。 近畿と徳島では2日夜遅くにかけて局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みです。 夜にかけては、発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生するおそれがあり、雨量が増えて災害の危険度が急激に高まる可能性があります。 降り始めからの降水量は、多いところで、和歌山県の新宮市で246.5ミリ、那智勝浦町色川で240.0ミリ、徳島県海陽町で215.0ミリとなっています。 6月3日までに予想される雨の量は、いずれも多いところで、徳島で250ミリ(明け方まで)、近畿南部で200ミリ(正午まで)、近畿中部で180ミリ(正午まで)などと予想されています。 気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重な警戒を呼びかけています。