静岡市にある古着店で、何度も商品を試着する女。8台の防犯カメラは、女が服を盗む犯行の一部始終を捉えていた。
靴を履いたまま何度も試着をする女
事件は5月28日、静岡市にある古着の無人販売店で起きた。
午後5時ごろ店に男女がやってくる。女の肩には、白いバックがある。
女は、店内をしばらく物色した後、1着だけ持って試着室に入る。
この店の試着室には、カーペットが敷かれていて土足厳禁。
にもかかわらず、女は靴を履いたまま試着室の中に入って行った。
着替えて出てきたときには、バッグを持っていない。
さらに何着か試着した後、服をまとめて数点持って試着室に入った。
しばらくして、店に来たときの服に着替え試着室から出てきた女。しかし、試着室に持っていった大量の服は、その手にない。
大量の服が消えバッグは膨らむ
映像を確認した店のオーナーは、女のバッグに注目していた。
古着屋syndi.・オーナー： 入店したときは（バッグが）すごくしぼんでいた。何も入っていないようなバッグだったので、ああこれは5点ぐらいいかれたなという感じでしたね
映像を見ると、女のカバンは来たときよりも確かに膨れているように見える。
この店では、券売機で欲しい服の表示価格分の金額を支払い、商品を店の袋に入れて持ち帰るルール。
しかし、女はそれらを全て無視。代金を支払うことなく、出ていったのだ。
店のオーナーによると、盗まれたのは、古着のTシャツ5点で、被害額は約2万円。
オーナーは、女が土足で試着室に入ったのも「素早く逃げるためではないか」と話す。
古着屋syndi.・オーナー： まずは謝っていただきたいなっていう思いが一番で、こういう軽はずみな行動で周りの方々に迷惑かかると思うので、まっとうに生きてほしいなという思いです。 警察は窃盗事件として捜査している。 （「イット！」6月1日放送より）