福岡・水巻のアパート室内で50代女性が窒息死 殺人事件と断定

福岡県水巻町二東1にある町営住宅の一室で5日午後8時半ごろ、この部屋に住むパート従業員、辻つぐみさん(52)が死亡しているのを県警折尾署員が見つけた。県警が6日に司法解剖した結果、死因は首の圧迫による窒息死と判明。県警は殺人事件と断定し、同署に捜査本部を設置した。
県警によると、司法解剖の結果、首以外には致命傷に至るような傷はなく、着衣の乱れもなかった。2~3日に殺害されたとみられる。辻さんは1人暮らしで、2日は清掃業のパートで出勤していた。
週明けの5日は欠勤し、電話も通じなかった。午後4時半ごろに「(辻さんと)連絡が取れず、安否を確認してほしい」と職場の同僚が通報。駆け付けた署員が室外から声を掛けたが応答はなく「不在の可能性がある」と署に戻った。
約3時間半後、近隣住民から「室内で人が倒れているのが見える」と再び通報。確認に訪れた署員が室内に入り、居間で倒れている辻さんを見つけたという。玄関は無施錠だった。
現場はJR筑豊線東水巻駅の西約700メートルの住宅地。近くに住む女性(69)は辻さんを「子どもの頃から知っているが、ごみ出しなどで会うと明るくあいさつしてくれた」と振り返る。辻さんが使っていた灰色の軽乗用車が数日前から見当たらないといい「室内が窓から見えたが、散らかっているように見えた。何があったのか……」と心配そうに語った。【佐藤緑平、成松秋穂】