神戸高2刺殺、当時17歳の男が初公判で殺意否定…発生から11年後に逮捕

神戸市北区で2010年、私立高2年の堤将太さん(当時16歳)が刺殺された事件で、殺人罪で起訴された当時17歳の男(30)の裁判員裁判の初公判が7日、神戸地裁(丸田顕裁判長)で始まった。男は罪状認否で「複数回刺したのは事実だが、殺すつもりはなかった」と殺意を否定。続いて男の弁護人も「殺意は争う。当時は心神耗弱状態で完全責任能力がなかった」とした。
起訴状では、男は10年10月4日夜、北区の路上で、堤さんの頭や首をナイフで複数回刺し、殺害したとしている。
発生から約11年後の21年8月、兵庫県警が殺人容疑で逮捕。事件当時現場近くに住み、愛知県に転居していた男が「人を殺したことがある」と周囲に漏らしたという情報提供がきっかけだった。