舞鶴港の海底に沈む『砲弾24個』発見 爆発の可能性がないか海上自衛隊が調査へ

京都府の舞鶴港周辺の海底に、砲弾24個が見つかったと海上保安庁が発表しました。今後、爆発の可能性について調べる方針です。舞鶴海上保安部によりますと、6月9日午前9時半ごろ、舞鶴港内の拡張工事にあたっていた業者から「砲弾24個が見つかった」などと連絡が入ったということです。工事業者が、海底の地盤強化に関する作業を行うため、危険物がないかどうかを調べていたところ、不審な金属反応を検知。ダイバーが潜って、約150平方メートルの区域の、水深約13メートルの海底に、砲弾24個が沈んでいるのを確認したということです。砲弾の長さは約30~70センチ、直径約10~20センチだということで、今後、海上自衛隊が爆発の可能性がないかなどを調べる方針です。周辺海域をめぐっては、これまでもたびたび砲弾などが見つかっていて、直近では、2018年に1個が発見されています。過去最多は、2006年に見つかった72個で、いずれも不発弾として処分されたということです。