3月から不明の19歳ロシア人男性、北海道ニセコアンヌプリ(標高1308m)の沢で遺体発見 バックカントリースキーで遭難か

12日、北海道ニセコ町のニセコアンヌプリ(標高1308m)の沢で、1人の遺体が見つかりました。その後、遺体は3月から行方不明になっている19歳のロシア人男性であることが判明しました。
遺体で見つかったのは、ロシア国籍で香港の大学に留学していた、アファナセフ ダニイルさん19歳です。 アファナセフさんは3月、ニセコ町に滞在中、連絡が途絶え、ロシアに住む父親が、領事館を通じて警察に捜索願いを出していました。 そして雪どけを待って捜索した警察の山岳遭難救助隊が、12日午前10時半ごろ、ニセコアンヌプリの通称「湯の沢」で遺体を発見。 遺体は、歯形から、アファナセフさんと判明しました。 警察は、アファナセフさんが、バックカントリースキーでなだれに巻き込まれ、死亡したとみて調べています。 現場の「湯の沢」は、なだれの恐れがあるため、立ち入りが禁止されている場所でした。