11日午後、北海道函館市の住宅で、10代の息子の顔を殴ったり、頭をテーブルで叩いたりし、けがをさせたとして、54歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、函館市東山に住む54歳の会社員の男です。 この男は11日午後0時40分ごろから1時間余りの間に、自宅で、10代の息子の顔を殴ったり、頭をテーブルで叩いたりし、頭に出血を伴う傷などを負わせた疑いが持たれています。 警察によりますと、逮捕前、男は「こっちに来い」と息子を怒鳴り、引っ張って行くような様子を目撃した人がいて、心配して交番に伝えました。 駆け付けた警察官が出血している息子を発見、捜査の結果、傷害の容疑が固まったとして、翌12日未明、男の逮捕に至りました。 取り調べに対して54歳の会社員の男は「息子をテーブルで叩き、けがをさせたことは間違いない」と容疑を認めた上で、動機について「生活態度に腹が立っていた」などの旨の話をしているということです。 この男をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴は確認中とされていますが、警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。