岐阜県の陸上自衛隊の射撃場で14日午前、18歳の自衛官候補生の男が自動小銃を乱射し、自衛隊員2人が死亡、1人が重傷を負いました。この事件を受けて陸上自衛隊は、鹿児島県内の3か所を含む全国の射撃場での訓練を中止しました。警察などによりますと、14日午前9時15分ごろ、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で18歳の自衛官候補生の男が自動小銃を乱射し、男は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。この事件では、男性自衛官2人が死亡し、1人が重傷となっています。事件が起きたのは陸上自衛隊の射撃場で、新しく入った隊員への実弾射撃の訓練中でした。陸上自衛隊西部方面隊などによりますと、こうした実弾を使った射撃訓練が行われる陸上自衛隊の施設は、県内には、国分駐屯地が管理する国分射場、都城駐屯地が管理する曽於市の高ノ峰射場、奄美駐屯地内の射場の3か所あります。また、海上自衛隊の鹿屋航空基地内にも射場があります。2015年に国分駐屯地で行われた実弾射撃訓練の様子です。射撃訓練をしている新人の隊員の横には、赤い帽子を被った教育係とみられる隊員が1人ずつついて、訓練の支援をしています。西部方面隊は「運用上問題がある」としてそれぞれの駐屯地での自動小銃の配備状況などは明らかにしておらず、「いずれの射場も部外者の立ち入りは禁止し、訓練の安全管理は万全を期している」としています。岐阜での乱射事件を受けて陸上自衛隊は、鹿児島県内の3か所を含む全国の射撃場での訓練を中止し、安全管理の徹底を指示をしました。海上自衛隊の鹿屋航空基地は指示は来ていないとしています。