岐阜市日野南にある陸上自衛隊「日野基本射撃場」で14日、自衛官候補生の男(18)が隊員に向け小銃を発射し、3人が撃たれ2人が死亡した。自衛隊員が武器を使った訓練中に起こした事件や事故は過去にも相次いで起きている。
1984年2月、山口市の陸上自衛隊・山口射撃場で、当時20歳代の男性隊員が射撃訓練中に他の隊員に向けて銃を発射し、隊員1人が死亡、3人が重軽傷を負った。隊員は逮捕されたが、心神喪失状態だったとして不起訴となった。
2016年5月には、北海道鹿追町にある陸自・ 然別 (しかりべつ)演習場で、訓練中の隊員9人が誤って実弾を発射した。この誤射で別の隊員2人がけが。空包が 装填 (そうてん)されていると思って小銃を撃ったという。
滋賀県高島市の陸自・ 饗庭野 (あいばの)演習場では21年6月、射撃訓練中に発射した120ミリ迫撃砲の砲弾(りゅう弾)1発が、演習場から約1キロ離れた山林に着弾した。けが人はいなかったが、近くでは道路工事をしていた作業員がいた。