「日本の 首領 (ドン)」や「極道の 妻 (おんな)たち」シリーズなどで知られる映画監督の中島貞夫(なかじま・さだお)さんが11日、肺炎のため亡くなった。88歳だった。
千葉県生まれ。東京大文学部卒業後、1959年に東映京都撮影所に入った。64年に「くノ一忍法」で監督デビュー。66年に日本映画監督協会新人賞を受けた「893(やくざ) 愚連 (ぐれん)隊」のほか、「木枯し紋次郎」「日本の首領」「極道の妻たち」など人気シリーズを手がけた。
女流画家の生涯を描いた「序の舞」(84年)ではインド国際映画祭監督賞を受賞。やくざ映画、時代劇、風俗ドキュメント、文芸ものと旺盛な創作意欲で多彩な作品を発表し続けた。