アイヌ新法に基づく初交付金、三重県松阪市にも

政府は30日、アイヌ民族の生活向上や文化振興を図るため、北海道の4市8町と三重県松阪市に総額約6億6000万円を交付することを決めた。5月に施行されたアイヌ新法に基づく交付金で、今回が初めて。
支給額が最多の北海道釧路市には約1億3000万円が交付される。アイヌ文様のデザインを知的財産として管理するため、団体を設立してアイヌ文化の発信などに充てる。アイヌ民族の歴史文化を紹介する国立施設「民族共生象徴空間」が来年4月に開業する白老町は、約3800万円の交付を受ける。
三重県松阪市は、北海道の名付け親とされる探検家の松浦武四郎の出身地。松浦の記念館で特別展を開く予定だ。