沖縄で、天然記念物のオカヤドカリをとったとして、中国人観光客の男女を、文化財保護法違反で逮捕した。
現場は沖縄の美ら海を望むビーチ。
逮捕された中国人の車から見つかったのは、手のひらほどの大きさのオカヤドカリ。国の天然記念物だ。
その数がとんでもなかった。保護した施設に、いくつものケースが運びこまれた。
いくつものケースが並べられる。
オカヤドカリの数は、なんと683匹に上った。
沖縄こどもの国・藤根誠道飼育員: 沖縄ではそれほど珍しくない生き物。どういった目的で、どれだけの労力を使ってとったのか。
押収された中には、1匹だけ見た目の違うヤドカリがいた。貝ではなく、缶のようなものを宿にしている。
文化財保護法違反で逮捕されたのは、中国人の男女。観光で沖縄に来ていたと話している。
「食べる目的で」と供述
なぜ、大量に捕まえていたのだろうか。2人はこう供述した。
逮捕された中国人の男女: 食べる目的でとった。
2人は「とってはいけないものとは知らなかった」と容疑を否認している。
(「イット!」 6月16日放送より)