保護観察中の人が特殊詐欺などの「闇バイト」に手を染めないよう、警視庁の警察官が、東京保護観察所の保護司約70人に闇バイトの実態を説明し、再犯防止には「悪い誘いをいかに断れるかが大事。断続的な支援が必要になる」と訴えた。
法務省(東京都千代田区)で開かれた保護司の研修会の一環。警視庁少年育成課で、闇バイト防止に携わる渡辺隆人主査が23日に講義した。
少年育成課によると、令和4年に特殊詐欺で摘発された803人のうち、20歳未満は153人。このうち、友人や先輩の紹介で詐欺をしたのは60・2%と過半数を占め、交流サイト(SNS)の闇バイト募集情報に応募したのは28・8%だった。
渡辺主査は「再犯防止には、対象者本人の交友関係が重要になる。断続的に支援をし、(犯罪に手を染めないよう)呼びかけ続けなければならない」と語った。