「心臓マッサージをしただけ」肝臓が破裂して死亡した0歳児には複数のあざもあった

福岡県大野城市のマンションで去年、生後7か月の男の子を殺害したとして母親が逮捕された事件で30日、母親の身柄が福岡地検に送られました。
◆何らかの方法で腹などを“圧迫”したか
殺人の疑いで送検されたのは福岡県太宰府市朱雀に住む無職の井上徳子容疑者(35)です。井上容疑者は去年5月、当時住んでいた大野城市のマンションで生後7か月になる息子の新大ちゃんの腹などを何らかの方法で圧迫し、殺害した疑いが持たれています。
◆「心臓マッサージをしただけ」殺人容疑を否認
新大ちゃんの体には、骨折の痕やあざが何か所も見つかり、死亡原因は肝臓の破裂でした。井上容疑者は、逮捕前の任意の事情聴取で新大ちゃんについて「何で死んだのかわからない」など話し殺害について否定。逮捕後の取り調べでも「子供が息をしておらず、心臓マッサージをしただけ」という趣旨の供述をし容疑を否認しています。