衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)創業者で、千葉県出身の前沢友作前社長(43)が30日、台風15号で大きな被害を受けた同県館山市を訪れ、「復旧に役立ててください」と1千万円の義援金を贈った。
南房総市、鋸南(きょなん)町、鴨川市も回り、総額は4市町で4千万円になるという。
前沢氏は「鋸南町にボランティアに入って被災した家を見て悲しい気持ちになった。何か役に立てないかと思っていた」と語った。目録を受け取った館山市の金丸謙一市長は「すごい金額をありがたい。有効につかわせていただきます」と話した。
前沢氏は以前から地元愛を口にし、昨年、自身のツイッターに「プロ野球球団を持ちたい」と書き込んで「千葉ロッテマリーンズの経営に関心か」と話題になった。米宇宙企業と契約し、2023年に民間初の月周回旅行を目指すことも明らかにして周囲を驚かせた。
今月、ソフトバンクグループ傘下のヤフーがZOZOを子会社化すると発表し、社長を退いたばかり。今回の台風後、鋸南町でボランティアとしてがれきの撤去などをしたという。(川上眞)