特捜検事が不起訴ちらつかせ供述誘導か…河合元法相大規模買収事件 現金受け取った議員11人中8人「誘導あった」

河井克行元法相をめぐる大規模選挙買収事件で、東京地検特捜部の検事が、地方議員への取り調べの際、不起訴をちらつかせて検察に有利な供述をするよう誘導した疑いがあることが分かった。
河井克行元法相は2019年の参院選を巡り、妻・案里元被告の票の取りまとめを依頼する目的で、広島の地方議員ら100人を買収した罪で、現在服役している。
関係者によると、特捜部の検事が、現金を受け取った地方議員への取り調べの際「不起訴にする」と示唆して、「現金が買収目的だった」という趣旨の供述をするよう誘導した疑いがあることが分かった。
取り調べの録音データも残されていて、最高検察庁は調査に乗り出すことも検討している。 広島で行われている裁判では、現金を受け取った議員11人のうち8人が「検察による誘導があった」などと主張している。
これを受け、斎藤法相は21日午前11時すぎの閣議後会見で、「報道については私も承知しています。現在公判継続中につきお答えを差し控えさせていただきたいと思うが、あくまでも一般論として、取り調べについて、任意性を失わせるような利益誘導は断じてあってはならない」と述べた。
(「Live News days」7月21日放送より)