23日午前、北海道大樹町の道道で、軽乗用車と乗用車が正面衝突し、軽乗用車に乗っていた19歳とみられる男性3人と乗用車の92歳の女性の、あわせて4人が死亡しました。 また2台の車あわせて3人が重軽傷を負い、病院で手当てを受けています。 軽乗用車は、十勝地方で行われているカーレースの観戦に向かう途中だったとみられています。
事故があったのは、大樹町生花の道道319号線で、午前7時半ごろ、軽乗用車と乗用車が正面衝突しました。
警察によりますと、軽乗用車には、18歳から19歳の男性4人が乗っていて、そのうち19歳とみられる男性3人と、乗用車に乗っていた92歳の堀井フユさんの合わせて4人が死亡しました。
また軽乗用車に乗っていたもう1人の18歳とみられる男性が手足を骨折したほか、乗用車を運転していた66歳の男性と90代の男性もけがをし、病院で手当てを受けています。
現場は、片側1車線の軽乗用車からみて緩い左カーブで、警察は、軽乗用車が反対車線にはみ出したとみて、運転手の特定など事故の状況を調べています。
警察によりますと、軽乗用車に乗っていた男性4人は、十勝地方で開かれていたカーレースの観戦に向かう途中だったということです。