相模原市立淵野辺東小学校で、男性教諭から身体接触があった小学5年の男子児童がけがを負っていたことがわかった。市教育委員会は「今後の調査で体罰があったかどうか判断していく」としている。
男児の保護者によると、男児は今月18日、レクリエーションの時間に教諭からプロレス技の「ヘッドロック」をかけられ、 頸椎 (けいつい)捻挫など全治10日間のけがを負った。別の男児も胸ぐらをつかまれるなどし、「お前たちみたいなのがいるとつまらない」と暴言を吐かれたという。
小学校から「体罰の可能性がある」と報告を受けた市教委は、その場に居合わせた他の児童から話を聞くなど調査を開始。今後、被害児童らからも聞き取りをする。教諭は学校に対し、「肩に手を置いただけ」と説明しているという。
小学校は取材に対し、「事実関係を含め調べているので、コメントは差し控える」としている。