JAXA理事長「非常に危機感」 宇宙開発失敗相次ぐ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は28日の定例会見で、今月14日に秋田県の能代ロケット実験場でロケットエンジンの燃焼試験中に起きた爆発事故に関し、「地域住民の皆さま、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げます」と謝罪した。
JAXAは現在、当時取得したデータなどを基に、事故原因に関する詳細調査を進めている。
日本の宇宙開発をめぐっては、昨年秋以来、ロケットの打ち上げ失敗や探査機の喪失といった失敗が相次いでいる。山川理事長は「現場もわれわれも非常に危機感を持っている」とした上で、プロジェクト管理の改善について「現時点でも何かできることはないかと考えているが、失敗の背景要因を含め、全体に共通するものがあれば、ただちに取り組む」と話した。