「開店準備中」の店に堂々侵入、「従業員が忙しくて盗みやすい」…関東で数十件犯行か

埼玉県川越市中心部の飲食店に侵入し現金などを盗んだとして、埼玉県警は1日、宇都宮市西川田、無職の女(67)を窃盗と建造物侵入の両容疑で逮捕した。「従業員が忙しくて盗みやすい」と、無施錠の開店準備中を狙い、店員と鉢合わせしても、「予約できますか」などと客を装っていたという。
発表によると、女は昨年6月22日朝から昼までにかけ、川越市新富町のすし店と同市幸町のうなぎ店に立て続けに侵入し、計約3万8500円の現金やバッグなど約4万7500円相当を盗んだ疑い。調べに対し容疑を認め、生活費やパチンコ代のためだったと供述しているという。
県警幹部によると、女は関東地方で数十件の窃盗に関わったと示唆。群馬県内での侵入窃盗事件で今年6月に逮捕され、その後起訴されている。
被害に遭った「うなぎ 傳米 (でんべ)」の店長(25)は取材に、「防犯カメラの映像では堂々と正面から入ってきていた。手慣れた様子だった」と怒り心頭。客席に置いていたバッグを盗まれた「笹 寿司 (ずし)」の女性(57)は「知らないうちに店に入ってこられた。怖い気持ちが今もよみがえる」と話した。