収賄疑惑の秋本真利議員は議員会館でカネ受け取る 自民離党→雲隠れ…手口は“先輩そっくり”

“悪い先輩”のマネをしただけと思っているのではないか。そんな声が出始めているのが、前外務政務官の秋本真利衆院議員(47=比例南関東=)が「日本風力開発」(東京・千代田区)の社長から約3千万円の不透明な資金を受け取っていたとされる事件だ。秋本氏は5日付で自民党を離党。茂木敏充幹事長は(67)「極めて遺憾だ。説明責任をしっかりと果たし、事案の解明に努めてもらいたい」と、どこか他人事のようなコメントを発表していたが、「事実解明」は全く期待できない。
なぜなら、これまでも自民党議員が関わったとされる同じような疑惑が度々発覚したが、いつもウヤムヤ。渦中の議員はさっさと離党し、病気などを理由に説明責任を果たさないまま雲隠れ。そうして、国民やメディアが注目しなくなり、ほとぼりが冷めた頃にちゃっかり現場復帰する……といったパターンが繰り返されてきたからだ。
とりわけ今回の疑惑と似ているのが、2016年1月に週刊文春が報じた、当時は経済財政担当大臣だった甘利明・前自民党幹事長(73)とUR都市機構(独立行政法人都市再生機構)をめぐる“口利き疑惑”だ。
甘利氏のカネの受け渡し場所は「大臣室」だった
甘利氏は報道後に会見を開き、大臣室で関係業者と面談し、その場で現金50万円、地元事務所で50万円を受領したほか、秘書がURとの補償交渉について業者から相談や依頼を受け、500万円を受領したことを認めて大臣辞任を表明。この時、元特捜部検事の弁護士や法律の専門家らが「あっせん利得罪が成立する可能性がある」と指摘していたにもかかわらず、甘利氏は会見後、公の場には一切姿を見せなくなり、「睡眠障害で1カ月間の自宅療養が必要」との診断書を国会に提出して、4カ月にわたって国会を欠席し続けた。
ちなみに秋本議員が「日本風力開発」の社長から受け取ったとされる約3千万円のうち約1千万円は、議員会館(東京・永田町)の事務所で一度に現金で受領したとみられると報じられている。
《秋本議員の怪しいカネの受け渡し場が議員会館でも驚かない。甘利さんの時は何といっても「大臣室」だったからな》
《離党、雲隠れのパターンだよ。IR汚職や有権者にカニメロンを配った買収疑惑、未成年女性との飲酒、買春疑惑…など、自民の問題議員はみなこれで逃げた》
《秋本さんにしてみれば、何か悪いことした?ってな感じだろ。おそらく反省していないな。センパイを見習っただけだと》
「悪しき慣習」を終わらせるためにも、特捜部には本腰を入れて今回の疑惑を捜査してほしい。