入所者のキャッシュカードで300万円盗んだか 高齢者施設の元施設長逮捕 東京・東大和市

東京・東大和市の高齢者施設で入所者のキャッシュカードを使って現金300万円を盗んだとして元施設長の男が逮捕されました。
警視庁によりますと東京・東大和市のサービス付き高齢者向け住宅で当時施設長だった中川健斗容疑者は、2021年8月から去年3月にかけて、入所者の高齢女性のキャッシュカードで現金300万円を盗んだ疑いがもたれています。
女性は去年3月に80歳で亡くなりましたが、施設側から親族に伝えられたのはおよそ1か月後で、不審に思った親族が口座を調べ、金が引き出されていることがわかったということです。中川容疑者は容疑を認めているということです。
女性の死亡後も普通預金の残高の全額およそ500万円が引き出されていて、警視庁は中川容疑者が盗んだとみて調べています。