青森県田舎館村で公開中の、NHKの連続テレビ小説「おしん」を題材にした「田んぼアート」の会場(約1.5ヘクタール)で29日、稲刈り体験ツアーが行われ、県内外から約1300人が参加した。
おしんの田んぼアートは村役場に隣接する第1会場で制作された。5月下旬に古代米や県産米など7色8種類の苗が植えられ、7歳のおしんが奉公のために親元を離れ、川を下る場面が描かれている。
この日、黄金色の田んぼに入った参加者らは、鎌で背景部分を丁寧に刈り取り、おしんや両親の絵柄を浮かび上がらせた。弘前市から家族で参加した小学3年の増田渚さん(9)は「稲を抜くところが楽しかった。お米にして食べたい」、五所川原市の佐藤美智子さん(42)は「山形県出身なので、題材のおしんに懐かしさを感じた」と話した。
収穫米は11月16、17日に同村で開かれる「収穫感謝祭&シクラメン市」で参加者に無料配布される予定。絵柄の部分は10月6日まで無料で公開される。
また、第2会場の道の駅いなかだて「弥生の里」でもNHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の人形劇を題材にした田んぼアートが公開中で、同日まで楽しめる。【藤田晴雄】