フロントに「金がないので警察を呼んで」自称65歳の男が観光ホテルで雨宿り「雨が降ってきたので、1泊しよう」詐欺容疑で逮捕

1日未明、北海道苫小牧市で、金がないのにホテルにチェックインし、飲食するなどしたとして、自称65歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、すべて自称の札幌市東区の65歳の無職の男です。 この男は、9月30日午後8時50分ごろから10月1日午前1時半ごろまでの間、苫小牧市内の観光ホテルで、支払うつもりも能力もないのにチェックインし、ルームサービスで食事をとるなどした疑いが持たれています。 警察によりますと、男は自らホテルのフロントに「俺、金がないので警察を呼んでくれ」と伝え、通報を受けて駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。 男の宿泊代金や飲食代などの合計は1万2490円でしたが、男に所持金があったかどうかはわかっていません。

取り調べに対し、自称65歳の男は「雨が降ってきたので、金もなく、支払えるあてもないけど、1泊しようと思ってホテルに入った」と供述し、容疑を認めています。 警察は、男がなぜ苫小牧市を訪れていたのかなど、ふだんの生活実態も含め、当時の状況を調べています。