バイクと自動車が衝突する事故が各地で発生。その瞬間をドライブレコーダー映像が捉えていた。
「ブレーキかけずに車が突っ込んでいった」
荒川に架かる橋を走行中に遭遇した事故。左前方を走るバイクに、黒い影が急接近すると…。
後ろから来た車がすさまじい勢いでバイクに激突。隣の車線を走っていた撮影者も、あまりの衝撃に思わず「今見た!?」と声を上げた。
目撃者: ものすごい音がしましたね。ドカーンって音がして、後ろから猛スピードというか、ブレーキかけずに車が突っ込んでいった。
バイクの運転手は、激突の瞬間に手がハンドルから離れ、後ろに大きく投げ出された。
目撃者: 宙を舞うような感じですかね。かなり飛んでました。
事故直後の現場の様子をとらえた写真がある。
ぶつかった車は、右のフロント部分が大きくえぐれ、バイクの方はナンバープレートやテールランプが破損。周辺には破片が散らばり、バイクの運転手とみられる男性が地面に倒れ込んでいるのがわかる。
撮影者によると、バイクの運転手は身動きこそ取れなかったものの意識はあり、話すこともできていたという。
子どもの多い場所で…バイクが当て逃げ
バイクの事故は10月19日、帰宅時間帯の宮城・亘理町の住宅街でも起きた。
運転手の男性が自宅を出た直後、画面の左側から突然バイクが飛び出し、車の前の部分に激突。バイクは一時停止することなく、交差点に進入していた。
事故が起きたのは保育園と住宅街の間で、夕方になると帰宅する子どもたちが多くいる場所だという。
フルフェースのヘルメットをかぶったバイクの運転手は、事故後、止まるどころかさらに加速して走り去ったという。
警察は当て逃げの可能性もあるとみて、当時の状況などを調べている。 (「イット!」10月23日放送より)