栃木県日光市のゴルフ場跡地に、スーツケースなどに入った男性の遺体を遺棄したなどの罪に問われた男の初公判が開かれ、男は「全く違います」と起訴内容を否認しました。
起訴状によりますと、中山正弘被告は2020年、仲間と共謀して、スーツケースなどに入った切断された男性の遺体を日光市内の空き家などに隠した上、翌年、ゴルフ場跡地に遺棄した罪などに問われています。
25日に開かれた初公判で、中山被告は起訴内容について「全く違います。他の男らと遺棄や損壊について話したことはありません」などと否認し、無罪を主張しました。
一方、検察側は冒頭陳述で「中山被告が50万円で遺体の処分を依頼した」「燃やすなどすれば処分はできる」などと仲間に依頼をしたなどと指摘しました。