同僚からもらい… 毒キノコ「ツキヨタケ」で男女6人が食中毒

群馬県は24日、太田市の10代未満~70代の男女6人がツキヨタケとみられる毒キノコを食べて食中毒になったと発表した。3人が医療機関を受診し、うち1人が入院したが命に別条はなく、回復している。
23日に事業所の社員らが同僚からもらったキノコを持ち帰り、油炒めやほうとうなどで食べたところ、嘔吐(おうと)や下痢を発症した。ツキヨタケは食用のヒラタケやシイタケに似ている。配った社員は自分でも食べたが発症しなかったという。毒キノコの食中毒は県内で今年初で、県は不確かなキノコを人にあげず、もらわないよう呼びかけている。【田所柳子】