「あと1秒遅ければ巻き添え」“斜め横走行中”のトレーラー炎上 停車中トラックに追突し…運転手語る恐怖の瞬間

10月25日、千葉県内の高速道路で大型トレーラーが炎上。トレーラーの斜め後ろを走っていた車のドライブレコーダーが、事故の瞬間を捉えていた。
タイヤのバーストかと思ったら…
一番左の車線を走っていたトレーラーが、路肩に停車していたトラックに追突。
その瞬間、大きな炎が上がった。
トレーラーは衝撃でくの字型に曲がり、右側の車線へ向かってきた。
一方、後方を捉えたドライブレコーダー映像を見ると、車は向かってくるトレーラーの横を間一髪で通り抜けていた。
車を運転していた女性: あのタイミングで真ん中(の車線)を走っていたら、多分グチャっといってたし、あと1秒遅く同じレーンを走っていても、多分グチャっといっていた。本当にギリギリだったんだと、ドラレコ見てさっと引きました。
事故が起きたのは、千葉・習志野市の東関東自動車道の下り線。25日午前9時過ぎ、故障して路肩に止まっていたトラックにトレーラーが追突し、炎上。片側三車線をふさいだ。
この事故で、追突されたトラックに乗っていた男性2人がケガをして搬送されたが、命に別条はないということだ。
車を運転していた女性は当初、事故が起きたことに気づかなかったという。
車を運転していた女性: ちょうど(トレーラーを)追い越すちょっと前くらいにバンといったので、トレーラーのタイヤがバーストしたのかなと思っていた。ドライブレコーダーとかニュースを見て、あと1~2秒遅れていたら、巻き添えになっていたかもしれないし、通れなかった。ギリギリだったなと実感して余計に怖くなった。
女性はこの時、一番右の車線を走っていたことで、巻き添えを免れたことになる。
事故後、下り線は谷津船橋IC~湾岸習志野IC間で約3時間半にわたって通行止めとなった。 (「イット!」10月26日放送)