「着替え時間にも賃金を!」札幌の病院で看護師らがストライキ

札幌の病院で働く看護師らが着替え時間などに本来払われるはずである賃金の支払いを求めて、きょうストライキを行いました。
組合員ら「着替え時間を賃金として認めろ!」
ストライキが行われたのは、医療法人北武会が運営する「美しが丘病院」です。きょうは看護師など構成する労働組合が患者に影響を与えないように、組合員17人のうち8人で40分間のストライキを実施しました。組合は1日10分の制服への着替え時間が「労働時間に含む」と訴え、3年間の着替え時間分の賃金の支払いも求めました。
札幌地域労組美しが丘病院支部・佐々木晴見支部長「こういうことでもしない限り話し合いで何か進むというのはまず無理だろうと」
組合はこれまで会社側と団体交渉を行っていましたが、会社側が交渉を一方的に打ち切ったり、開催の要求を無視するなどの不誠実な対応があったためストライキに踏み切りました。病院側は「この件に関して答えられることはありません」とコメントしています。
厚生労働省のガイドラインでは「着替えは労働時間に該当する」とされていますが、多くの病院では着替え時間が労働時間に含まれていないのが現状です。
佐々木支部長は「(ストライキを通じて)近隣の病院でも着替え時間を業務に入れてもらえるような発信ができればいいと思っています」と語りました。