3・9億円被害確認、特殊詐欺グループの首謀者か 容疑で男逮捕

高齢者から現金をだまし取ったとして、京都府警は7日、詐欺の疑いで指定暴力団稲川会系傘下組織幹部、福田正近容疑者(44)=千葉県習志野市=を逮捕した。「関わっていない」などと供述し、容疑を否認しているという。
府警は福田容疑者を、全国で特殊詐欺を展開するグループの首謀者とみて捜査。昨年6月以降、20都道府県で計約3億9千万円の被害を確認しており、府警が全容解明を進める。
府警によると、グループは被害者から現金を受け取る「受け子」と、受け子から福田容疑者へと現金を受け渡す回収役などから構成され、匿名性の高い通信アプリなどでやり取りをしていた。受け子は交流サイト(SNS)で募集していたとみられる。
逮捕容疑は共謀し、昨年10月5日、札幌市の無職女性(90)宅に息子やその上司などを名乗って電話し、「病院で財布と携帯電話をなくした」などと持ちかけて現金約700万円を詐取したとしている。