札幌市の冬季五輪招致、市長は火消しに追われるも…ついに“身内のトップ”から厳しい提言「2038年まで手を挙げるのは長すぎる。ここで1回、白紙に戻すべき」

迷走する札幌市の五輪招致活動に対し、ついに秋元市長の“身内”から厳しい一言です。6日夜、後援会のトップが「1回、白紙に戻すべき」と提言しました。
6日夜、およそ700人が集まった秋元市長の政治資金パーティー…その冒頭、まさか、この人からという、誰もが予期せぬ発言が飛び出しました。 「今の現状では、2038年まで手を挙げるというのはありますが、時間的には長すぎる。タイミング的には、ここで1回、白紙に戻して、もう一度、札幌に何が必要だということを議論すべき」 こう発言したのは、これまで五輪招致活動を推し進めてきた札幌商工会議所の副会頭で、秋元市長の後援会「さっぽろの未来をつなぐ市民の会」の加藤欽也・共同代表です。
2030年の招致を断念、2034年も事実上、不可能となっている情勢で、ついに“身内”からも出た厳しい一言…このあとの3期目の市政報告の中で、秋元市長は「30年、34年(五輪を)実現できないことは大変残念なことであるが、札幌のマチづくりを止めるわけではないということをしっかりお約束して、次の100年につながるマチづくりを進めていきたい」と、38年以降については直接の言及を避けました。
さらに、記者からの質問に対しては「役員の皆さんでお話をされていたということはあるかもしれないが、後援会の総意として何か結論を出したということではないという意味」とかわし、火消しに追われました。 30年大会の招致断念を鈴木知事に報告した際も「一度、立ち止まって」と言われ、活動の休止や再考を求められている秋元市長…その“決断”へのカウントダウンが始まっているようです。