母親殺害、46歳娘不起訴=「責任能力に問題」―千葉地検

千葉県市川市南行徳の自宅マンションで6月、母親を殺害し遺体を切断したなどとして、殺人容疑などで逮捕されていた娘(46)について、千葉地検は10日、不起訴処分にしたと発表した。精神鑑定の結果を踏まえ、「犯行時の責任能力に問題がある」と判断した。
事件は6月26~28日に発生。自宅のベッドで就寝中だった母親=当時(75)=の首を絞めて殺害し、切断した遺体を袋に入れて放置したとして、殺人や死体遺棄などの疑いで逮捕された。娘は動機について、「霊媒師になるために殺した」などと話していた。
[時事通信社]