「柿の木にクマ1頭が登っている」と通報 体長1mほどのクマがとどまっているか 新潟・長岡市

新潟県長岡市栃尾地域で13日、民家近くの柿の木に登るクマ1頭が目撃されました。警察や長岡市役所が警戒に当たっています。
クマが目撃されたのは長岡市来伝で、13日午前11時過ぎに「自宅から見える位置の柿の木に体長1mほどのクマ1頭が登っている」と長岡市役所栃尾支所を介して警察に通報がありました。警察によりますと目撃された場所は住宅地の直近で、クマは現場近くにとどまっているとみられます。人間が近づくとクマが逃げるものの、少しするとまた柿の木のあたりに戻ってきているということで、警察や長岡市役所が警戒活動を行っているということです。
新潟県は『クマ出没特別警報』を発表し、クマに厳重に警戒するよう呼びかけています。

長岡市では3日、畑で作業中だった女性がクマに襲われけがをするなど、県内では2023年度、クマに襲われて8人がけがをしていて、新潟県は、クマを寄せ付けないようにするために、やぶを刈り払い、柿などの餌となる果樹を伐採するほか、クマの活動が活発化する朝や夕方は1人で行動しないなど、厳重な警戒を呼びかけています。