札幌ススキノのソープランドで“売春”させた疑い、経営者や客引きなど男11人を逮捕 売り上げの一部が暴力団の資金源になっていたか

14日、札幌市の繁華街ススキノにある個室付浴場、いわゆるソープランドで、女性従業員と客に売春行為をさせたとして、ソープランドを経営する会社の役員や従業員、合わせて11人が逮捕されました。
売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、ソープランド「キングダム」を経営する会社の役員、塩崎明人容疑者62歳や店の従業員のほか客引きなど、24歳から62歳の男11人です。 塩崎容疑者らは、1月21日から10月12日にかけて、「キングダム」で客から料金を取って女性従業員と客に売春行為をさせていた疑いが持たれています。 警察は、捜査に影響があるとして、11人の認否や供述を明らかにしていません。 警察によりますと、この店では2020年10月からの3年間でおよそ7億円以上の売り上げがあり、その一部が暴力団の資金源になっていた可能性があるということです。 警察は すでに店の家宅捜索を終えていて、押収した証拠品などから、金の流れや経営実態を解明する方針です。