エフコープ生活協同組合は14日、福岡県内の高校生を対象に、来年度から返済義務のない奨学金の給付を始めると発表しました。
エフコープ生協は経済的な理由などで進学を諦める子どもたちを支援しようと、社会活動財団を設立しました。
財団が創設する奨学金制度は、返済義務のない給付型で、福岡県内に住む高校生が対象です。
エフコープ生協の組合員である必要はなく、収入と成績の審査のあと奨学生になると最長で3年間、月額1万円が給付されます。
来年4月から、高校生およそ10人に対し給付を始める予定です。
エフコープ生協は「子どもの将来の可能性を広げ、誰もが公平に教育を受けられる機会につながれば」と話しています。