那須雪崩8人死亡事故 被害者遺族から3人の被告人に質問 終始無言の場面も 宇都宮地裁

6年前、栃木県那須町で高校生ら8人が雪崩に巻き込まれ、死亡した事故の裁判で、引率した教諭ら3人の被告人に対し、初めて被害者遺族から質問が行われました。
この事故は、2017年3月、那須町で登山訓練をしていた県立高校の生徒ら8人が雪崩に巻き込まれ、死亡したもので、引率した教諭ら3人が業務上過失致死傷の罪に問われています。
宇都宮地裁ではきょう、引率教諭の責任者だった猪瀬修一被告(57)らへの被告人質問や、初めて被害者遺族からの質問も行われました。
猪瀬被告は登山訓練の計画などを立てていましたが、現場には行かず、被告人質問では「計画までは私が主導的な立場だが、実技になると現場の教諭だ」などと主張し、起訴内容を否認しました。その後、猪瀬被告らに対して被害者遺族が質問し、猪瀬被告が終始無言になる場面などがありました。
裁判が終わったあと、被害者遺族らは「決して納得のいく答えではなかった」と述べました。
被害者遺族「やっぱり、質問のところでも私が知りたいことがまだ聞けていないと思ってます。もしお話してくれるんだったら、お話していただきたい、そういう思いですね」
次回の裁判は来月19日に開かれる予定です。