立憲民主党の重徳和彦衆院議員(愛知12区)は6日、国会内で記者会見し、自身が女性支援者の胸を車内で無理やり触ったなどとする週刊文春報道について「あらぬ疑いを掛けられている。大変残念だ」と改めて否定した。「引き続き精進することに揺るぎはない」と語り、議員辞職しない意向を表明。法的措置を検討する考えも示した。
重徳氏によると、昨年4月に地元で開かれた懇親会に参加した後、重徳氏が店側の用意した車に乗ると、女性も乗り込んできたという。その際に女性が体を寄せてきたことから、体勢を立て直すために女性の肩に触れたと説明した。
今月3日の週刊文春電子版は、重徳氏が女性に「行き過ぎたひんしゅくな行動をおわび申し上げる」とショートメールで送っていたと報じた。重徳氏は自身のメールだと認めた上で、謝罪は「懇親会の場で陳情に応えることができなかったことについてだ」と主張した。
[時事通信社]