消費増税で交通機関トラブル相次ぐ 切符購入できない、運賃誤収受

消費税増税に伴い、1日、各地の駅で切符が発券できないなどのトラブルが相次いだ。
大阪市で地下鉄を運行する大阪メトロによると、1日朝、増税に伴う運賃改定に合わせて新たに導入した券売機が正常に起動しないトラブルが24駅計57台で起きた。午前7時10分ごろまでに順次復旧したが、乗客9人が切符を購入できなかったという。同社は9人に乗車証を発行した。原因を調べている。
また京成電鉄(千葉県市川市)では、窓口で乗り越し精算などを行う機械の設定が同県内の4駅で消費税8%で計算した旧運賃のままとなっていた。午前8時半ごろに新運賃に更新。利用者への影響はなかったという。
一方、国土交通省によると、神奈川中央交通▽京都京阪バス▽奈良交通▽西鉄バス北九州――など全国の乗り合いバス9事業者で9月19~30日に計約1万円の誤収受があった。新運賃でシステムを試しに動かした後、旧運賃に戻すのを忘れたり日付の設定を誤ったりしたのが原因だった。現時点では正常に稼働している。
西武バス(埼玉県所沢市)は9月下旬、路線バスの車内で運賃を10円高く受け取るミスがあり、計43人から計430円を過剰に受け取っていた。【松本惇、巽賢司】