熊本県宇城市(旧松橋町)で1985年、男性が刺殺された「松橋事件」で、熊本地裁(松藤和博裁判長)は1日までに、再審無罪が確定した宮田浩喜さん(86)に対し、請求通り約6000万円の刑事補償を支給する決定をした。9月13日付。
85年1月に逮捕された宮田さんは取り調べで殺害を「自白」し、一審公判中に否認に転じたが90年に懲役13年が確定。99年3月に仮出所し、同7月に刑期が満了した。
逮捕から釈放までの期間から、有罪となった銃刀法違反などの刑期1年を差し引いた4813日間を対象に、刑事補償法の上限の1日当たり1万2500円の支給が認められた。