箱根・大涌谷名物の「黒たまご」、販売再開 噴火警戒立ち入り規制基準が一部見直し

神奈川県の箱根・大涌谷名物の「黒たまご」の販売が1日、再開した。箱根山の噴火警戒レベル引き上げの影響で、5月19日から製造とともに中止されていた。箱根町仙石原の「くろたまご館4」(旧ロッジ富士見苑)で約30人の観光客が販売前から列を作り、熱々の黒たまごを買い求めた。
黒たまごは大涌谷園地の玉子茶屋に隣接した「玉子池」で、地熱と火山ガスの化学反応を利用して作られる。園地への立ち入り規制の基準が一部見直されたことで、1日2時間限定で作業ができるようになった。
黒たまご館4では午前11時前から販売を始めた。この日は消費税率10%がスタートしたが、これまで通り5個入り500円で販売され、1200袋が用意された。同県小田原市の介護士の女性(44)は「久しぶりに買えてよかったです」と笑顔を見せていた。【澤晴夫】