25日、札幌市北区のコンビニエンスストアで、店員3人が刃物を持った男に襲われ1人が死亡した事件で、男は、複数の刃物を準備していた可能性があることが新たにわかりました。
暴れる男を警察官が数人がかりで取り押さえますが、男は、なおも抵抗する様子を見せます。 25日午前7時前、札幌市北区のコンビニエンスストアで、店員3人が男に刃物で襲われ、40代の男性が死亡、50代の女性と60歳の男性もけがをしました。 警察は、近くに住む無職の宮西浩隆容疑者を、60歳の男性に対する殺人未遂の疑いで現、行犯逮捕しました。 その後の警察への取材で、現場から、店のものではない、複数の刃物が押収されたことがわかりました。 宮西容疑者は、逮捕された際、「刺してやった」という趣旨の話をしていたということです。
宮西容疑者は、殺人未遂の容疑を認めたうえで、死傷した2人についても「自分が刺した」と話しているということです。 警察は、殺人容疑も視野に調べるとともに、宮西容疑者が複数の刃物を準備していた可能性についても捜査しています。